個人事業主になるには、様々な準備が必要になります。個人事業主として開業してからでも間に合うものもあると思いますが、中には開業前に準備をしておいた方がいいものもあります。
この記事では、個人事業主になる前に準備をしておくべきものについてご紹介をします。
- 開業前に準備しておきたいものは?
- 開業準備期間の費用ってどんな扱いなの?
ぜひ参考にしていただいて、開業に向けたいいスタートを切れるようにしましょう!
個人事業主になる前に準備するもの5選
個人事業主になる前に準備をしておいた方がいいものについて、以下にまとめてみました。
- 事業用口座
- クレジットカード
- 車
- 確定申告ソフト
- 名刺
事業用口座

個人事業主として事業を行う場合、事業用の口座が必要になります。事業で発生するお金の出し入れについてしっかりと管理・把握するためにも、プライベート用の口座とは別に事業用口座を準備する必要があるでしょう。
事業用口座の中でも、店舗を持たないネット銀行が特におすすめです。
- 残高や入出金明細の確認のほか振り込みなど全てパソコン・スマホでできる
- 通帳の管理が不要
- 屋号付き口座も開設できる
現在は様々な引き落としなどについてネット銀行にも対応しているので、わざわざメガバンクや地方銀行で口座を開設する必要もありません。
おすすめのネット銀行は?
おすすめのネット銀行
クレジットカード

もし、今あなたが会社を辞めて個人事業主になることを考えているのであれば、会社を辞める前にクレジットカードを作成しておくことをおおすすめします。
なぜなら、個人事業主(自営業)になったばかりでは、信用の観点からクレジットカードの審査が通りにくいためです。
事業に必要な分のクレジットカード契約してから会社を辞めるようにしましょう。
おすすめのクレジットカードは?
おすすめのクレジットカード
車

始めようとしている事業で車を使う場合、事業を始める前に車を購入する必要があります。
その車をローンで購入しようと考えている場合、先にご紹介したクレジットカードと同じく、会社を辞める前に購入することをおすすめします。
理由はクレジットカードと同じく、個人事業主(自営業)になったばかりでは、信用の観点からローンを組むことが極めて難しくなるためです。
十分に気をつけるようにしましょう。


確定申告ソフト

個人事業主は毎年確定申告が必要になります。この確定申告を、個人事業主初心者でも簡単にできるようにサポートしてくれるのが、確定申告ソフトです。
この確定申告ソフトの準備について、開業してからでも問題はありませんが、使い方に慣れるという意味でも開業前に準備をしておくことをおすすめします。
おすすめの確定申告ソフトは?

名刺

開業初日からお客様のところへ営業が必要になるような事業の場合、当然名刺が必要になりますよね。開業してから作っていては営業はできません。
開業前に準備をしておきましょう。
開業準備期間に発生した費用は経費にできる!
開業前に準備をしておいた方がいいものについてご紹介をしましたが、そのほか消耗品や備品など様々なものも準備する必要があると思います。
そして、この準備期間に発生した様々な費用についてですが、なんと開業費として経費計上できるんです。
開業した年にまとめて経費計上もできますし、その年以降で自由に経費計上もできます。
そのため、購入した際のレシートや領収証などについてはきちんと保管をして忘れずに確定申告をするようにしましょう。
まとめ
個人事業主になる前に準備をしておくべきものについてご紹介しました
個人事業主になる前に準備しておくもの
- 事業用口座
- クレジットカード
- 車
- 確定申告ソフト
- 名刺
開業前の準備にかかった費用は経費にできるため、レシートや領収証は保管しておこう!
開業する職種によって準備するものは異なると思いますが、開業してから慌てないためにも事前の準備はしっかりとしておくようにしましょう。
